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【里山山行】翁峠(加美町) - 1075m 東北百名山 4山目(2回目撤退)

 
参考:【里山山行】翁峠(加美町) - 1075m 東北百名山 4山目(1回目撤退)

休みの日こそ早起き早出。三文の得(徳)はなかったが3時の飲酒運転検問はあった。早出の関係でさすがに前夜は飲んでいない。「どちらまでですか?」「登山で翁峠っすねー」「おー、登山ですか。お気をつけて」みたいな会話を楽しむ余裕もあった。その後も、夏休みに突入して大人までウキウキしてるのを戒めようという腹なのか大崎市古川の手前でもスピード測定らしきのを見た。慣れた道も行楽期で変な挙動の車が増えるから困ったものである。まー、土日に地元にいないおいらがそれなんだが。


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で、4時も過ぎキレイな朝焼けのなかコンビニ休憩をとりつつ向かっている先はタイトルの通りまたもや「翁峠」だ。そして再び撤退となった。翁の峠も自分の壁も予想以上に厳しいものだったようだ。
 

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国道347号線の鍋越峠から右手の林道入り口へ入る。2.7kmほどの林道走行を経て駐車スペースに到着だ。送電線巡視路を示す見落としそうな小さな看板脇より登山道へ入ったのが6時。入り口付近はちょっと鬱蒼とした感じだったがすぐに水の流れる音が聞こえてきて近くに沢か滝があることが窺える。そういえば、水つながりで思い出したが最近はきちんと海を見ていないな。地元ヒーロー「シージェッター海斗」のおじ……お兄さんに叱られちまう。なんてったって〝幻〟のニューヒーローってぇのが謳い文句ですからね。幻なんかい!ってツッコミはなしの方向でお願いしたい。

で、なんだっけ。あー、海じゃなくて山の話だ。林道から沢までけっこうな斜度の坂を下りると慣れない沢渡り(徒渉?)。滑る岩場と水でしどろもどろである。水深自体は大して深くないので夏場ということもあり手足を使って這うように渡った。ベルトに挿した変身用、ではなくて撮影用のデジカメのことをトンと忘れていたがいまだにきちんと動作している。腕と気軽さを考えると高級高質な一眼デジなどより低画素でも防水頑強なデジカメが欲しいと思う今日この頃。


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分県登山ガイドでは10分ほどでとあるがぶらぶら山行者のおいらは20分もかかって1基目の鉄塔に到着。鉄塔周辺はキレイに草刈りされていた。ここからは鉄塔沿いに伐採された広い尾根の上をたどる……らしいがそんなのねーぞ。おーい。え?あれ?膝上ぐらいの草あるじゃない。ついでに管理道もちゃんと草を刈ってくれよう(贅沢)。しかし、2基目もすぐそこのようだ。とりあえず、そこまでは進んでみることに。すぐに膝上が足首程度になる。おー、これは行ける。尾根沿いに出てしまえば最高のようだ。ちょっと羽虫が多いが山を真っ直ぐに並ぶ鉄塔を眺めつつなだらかな管理道を歩く。うむうむ。楽しい。


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周りのもっと低い山には靄がかかっている。まるで雲の上にいるようだ。見たことないが。にしても、ここは鉄塔(管理道)→ブナ林道→徒渉を数回繰り返す変化に富んだ道だ。色んな料理を少しずつつまみにしてるようなワクワク感と言うのだろうか。「これは甘い。これは酸っぱい。お、これは酒に合う」みたいなな。たまに見る赤いキノコで1upかスーパーketaになれそうで気になる。


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登り始めて1時間ぐらいで5基目?にたどり着いたのだろうか。そこからジープロードに入って下りだしているのに県境の吹越峠を越えたことに気づかなかった。歩きやすい程度にしか考えてなかったのだと思う。気づけばアップダウンではなくてかなり下ってきている。舗装路に入ってこれはマズイと気づいて上を見れば鉄塔もかなり離れている。何を見てたのか。地図を確認するとやはり鉄塔が離れるのは山形側。それも吹越峠まで車両乗り入れ可となっている。慌てて道を戻ったが下りで40分、戻りで30分ちょっとの時間と体力をロス。なんてこった。


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確かにこの鉄塔周辺は今までのと違ってかなり広く刈り払われている。よく見れば北側のスギに「家政婦石崎秋子」みたいな状態で「湯殿山」と刻まれた石碑と小さな石像が見えた。もちろん好天と安全を祈願する。石碑があるということはこの辺に登り口があるはず。お、あるある。北側の石碑を真正面に見て左手に藪となっているが道が続いている。低中木の中を腰ぐらいの藪をかきわけつつ急峻な道を登る。10分程度でグイグイと高度が上がり振り返った眼下には先ほどの鉄塔が小さくなっていた。


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吹越山(939m)周辺からは昔は放牧地だった背の低いササとススキの混じる草原帯となり、そこを西に巻いて緩く登っていける。たしかにガイド本どおりそうだった。でも、膝ぐらいの藪は残んのな。放牧地のなごりである土塁の上を歩いているそうだがこれが細い。少しでも道からそれると土塁と同じ高さにある潅木帯に滑落しそうになる。景色も良くたまに吹く風が心地よい。はずが怖くて額と背中には嫌な汗。ようやく背の低いブナ林に入るが今度はブヨ。蜂対策で黒から白のヒートギアシャツに代えたばっかりなのにそれが血で染まる。痛い。そんでもってブヨしつこい。藪の中で休憩したくなかったのでブナ林まで来たのに血の洗礼である。山行熟練者であれば意に介さないのであろうがこちとら素人。歩きながらなんとか水分だけ補給してやり過ごした。

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ブナ林を抜けると黒倉山(950m)も過ぎ下りへとなる。そして、またもや草原帯。藪つきである。なにこれつまらん。しかし、遠くには翁峠の山頂が見えた。山容が素晴らしい。あの山頂に立ちたい。遠目には稜線に続く道は歩きやすそうに見えた。山頂への思いで目が、頭が曇っていたのだろう。腰まである藪漕ぎでポールも使えない。足にたまった疲労は相当なものである。少しだけ開けたところに案内板が落ちていた。ハリマ小屋の文字から鞍部のクルミ平分岐点にいることが分かった。たしかに左手には小さく赤い屋根の小屋が見える。山頂まで本にも遠目にも開放感のある登山路と思えた。しかし、ここから見えるのは草原帯に続く藪である。もうダメだ心が折れた。帰ろう。今、こうしていてもやつらは執拗に襲ってくる。また、ブナ林ならぬブヨ林を通らなくてはいけない。とは言え、黒倉山へ藪を登りなおしながら見えた尾根からの眺めも素晴らしくちょっと楽しんでいる自分もいた。


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問題は西に見えてきた黒い雲。地図も天気も空気も読めないおいらには不安でしょうがない。前回、来た時も県境周辺だけ雨と風という状況だった。やつら対策で頭から首にかけてタオルを巻き直し、イ草帽子を深くかぶり、つりそうな足の補助にポールを出す。


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登りでは気づかなかったが吹越山にはまだ咲いていないが多数のユリが植生しているようだ。やつらはここまでくると追ってこない。数枚、写真におさめる。


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ようやく戻ってきた鉄塔広場。やっと座れた。こういう時はどこで休むのだろうか。ブヨを的確に追い払いながら立って休憩とかするのだろうか。まるでデューク東郷じゃないか。今回、初投入したザックのフィッティングに手こずっていたので挨拶できなかったが男性2人のチームが話しながら軽々と登っていく。山頂でちょうどお昼頃だと思うとちょっと羨ましい。しかし、空模様はますます怪しい。こちらも戻る体力ギリギリっぽいので重い腰を上げる。


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雲から逃げるように下山開始したがなにやら暑い。時間的には10時半。もう陽も十分に高いから晴れていれば当たり前か。ペットボトルのスポドリ500ml、ボトルに凍らせたお茶750cmは飲みきった。今はサーモスの500mlに手をつけているのであとはプラティパスのぬるっこい水しかない。雨も困るが快晴で気温が上がるのも困る。人間とはなんと贅沢な生き物であろうか。

登山開始6時、引き返し地点9時半、車に着いたのが11時半。往路で道に迷った、というか道通りに行っちまったというか。その分で5時半もの山行となった。ポールも最後は杖のようにしてようやく降りてきた。だからと言って4時間半だったらシャキシャキしてるかと言うとそうでもないのだが。次はもっと登山者がいて歩きやすい山にしよう。そう心に誓ったわけである。あー、涼しい高山とか登ってみたいわ。涼むどころかまだ暑いんだけどって高さでまた撤退になりそうだが。苦笑。

tag : 里山山行 宮城の山 加美町 翁峠 撤退

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途中撤退の同士より

私は7/18(日)、東北梅雨明けの蒸し暑くとてつもなく良い天気の日に登って、吹越山ちょっと手前で撤退しました。
私が行った日は草木が生い茂り、登山道も見えませんでした。踏み跡を発見し草、茨を踏み倒して道を造りながらの登山でした。
同じく撤退した方の記事を見て思わずコメントを投稿したくなってしまいました。
いつか山であったらよろしくです。

ヤブコギストではなかったようです

無難に9月末ぐらいにしとけば良かったんですかねお互い。
いつか山で会ったら……道作りお願いしますよ!

でも、夏だから行きたい

穏やかな稜線歩きですよね。
HPでいろんな方の記事を見ますが、実に気持ち良さそうな草原地帯ですよね。
・・・ということは、私が踏み倒した草やいばらはまた元気に復活していたということでしょうか。お役には立たなかったようで残念です。

今日も翁峠を目指してみました。
3週間前よりは進みましたが、黒倉山を越えた辺りで撤退しました。
風衝草原が目に入り気持ちよさそうでしたが、実は見えるだけです。吹越山過ぎた辺りからもずっと藪こぎです。黒倉山を過ぎてからは徹底的に藪こぎです。本当にこの山は訪れる人が少ないんですね。ま、加えてこの暑さがどうにもなりませんでしたが。
ところで、私が踏み倒したいばらはちゃんと倒れていました。その分は歩きやすかったです。
で、やっぱり9月に入ってからがいいですかね。

やはり

黒倉山越えたあたり……翁峠(翁山)の山容が見えたとこですかね?私と同じようなところで再度撤退なりましたか(笑
そうなんですよね。遠目にその風衝草原を見て「いけるかな」って思って足を踏み入れると……藪漕ぎなんですよね。膝下ならなんなく突っ込むんですが腰高になると心が折れるんですよね~。去年あたりの先行者のBlog見ると魚取沼から超藪漕ぎした記録あるんですが敵わないというかついて行けないというか。
私もここまで来たらあの山頂からの眺望を見たいので9月に3度目行きたいですね。

4度目かな・・・

 1回目の撤退記事を遅ればせながら見ました。そうですか。私も商人沼林道から登山口を探す下見をしていますので、それも入れれば3度目の撤退です。私の車では到底あの林道を行ける気がしないので、始めから林道入口に車を止めて行きました。下見の時は歩いて、2回目からは折り畳み自転車です。片道2.7kmの林道、往復で約30分の短縮ができました。
 ガイド本によると巡視路標識からの行程が往復13kmとなっていますので、私の場合は更に+5.4kmで19kmを狙わなくてはなりません。黒倉山を越えた辺りでも林道入口から既に7kmを越えます。”あの暑さと前半の急登、山頂が見えたのにあの藪”で最後の楽しみがそこにあるのに心が折れてしまいます。
やっぱり弁当が食べれないほどへばってしまう暑い夏を避け、食べただけ元気に歩ける秋からが良さそうです。

平地でも

すげー!19kmとかただ歩くだけでも辛そう。あははは。

17km

19kmに向けて昨日(8/17)17km歩いてきました。
 桑沼→周回途中で後戻り→大倉山→船形山縦走路→三峰山
で戻りです。
桑沼から北泉ヶ岳の45度急登の登山道が一部崩落し立入禁止になっており思わぬロングコースでした。でも、気温さえ下がれば19kmも無理ではないことが分かり励まされました。秋は行くぞ!翁峠!!

人生と一緒で

足元注意っすね!
船形山。初心者だけに温めてたけど「縦走」とか聞くとウズウズするなぁ。来年夏あたりにちょこっと山行してこようかなー。

ついに刈り払いが・・・

 今日も懲りずに翁、翁・・・。
 商人沼林道入口から吹越峠まで自転車で行って来ました。
往路は歩きと同じ時間が掛かりましたが、戻りは15分短縮です。
 それとなんと、なんと。
ついに湯殿山の石碑への道と吹越峠からの登山道が刈り払いされていました。山形県でやってくれているのでしょうか。宮城県のヤブはより一層パワーアップしていましたが!
これで秋の翁峠は大丈夫ですね。 ^v^/ 。

翁名人

「吹越峠からの登山道が刈り払いされていました」
とうとうきましたか!それはまさしく活路。楽しみだな~。

3度目の正直

ついに登りましたよ。
もう少し山頂で粘っていれば雲間に絶景が見られたかも知れなかったのですが、ちょっと寒かったです。
湯殿山の石碑から1時間40分でした。 あの厳しい暑さが無く、また刈り払いがされた登山道はなんと気持ちが良いことか。それに宮城側も刈り払いされており、完璧な翁ロードができていました。
山チャリさんも是非登って下さいね。

翁ロード

なんかやり遂げた戦士のような言葉だ。かっけー。
行く。おいらも行くよ!

寒くなる前、それも道が拓けているあいだに。
んー、たぶん10月2日かなぁ?

うわ、すっげー楽しみ。レポありがと!

行きました?

昨日(10/2)は絶好の秋山日和でしたね。

到達

行って来ました。宮城県側登山口から山頂到達。
往路3時間半、復路3時間。長かった。刈り払いされている状態でようやく全踏破。
誰も来ないので山頂でコーヒーやらラーメンやら食したり寝っころがったり、ぎっちりと大休憩。お陰様で辛くも楽しめた山行でした。詳細は後ほどBlogで。
プロフィール

けたぐり小僧

Author:けたぐり小僧
宮城県沿岸部在住。鈴菌保菌者のコミネマン。自転車・バイク・パン作り・二胡。ゆる登山や温泉旅行。素人だけに楽しい日々。万歳!

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